新世代のEtherCATアナログターミナル

16ビットの分解能・チャンネル数の増大・拡張機能の追加

コンパクトでありながら高密度なチャンネル数を誇るHDタイプのEtherCATアナログターミナルに新世代の製品ポートフォリオが登場しました。これにより従来のIP20対応I/Oの性能を大幅に強化します。7種類の新しいターミナルは、最大8チャンネル、驚異の16ビット分解能を提供し、幅広いアプリケーションを網羅できる優れたコストパフォーマンスを実現します。

新世代のターミナルには、ベッコフ初のアナログ入出力混合ターミナルEL4374(10 V/20 mAまたは-20/0/+4~+20 mA)が含まれ、1チャンネルあたり2 kspsの変換速度に対応しています。2つの入出力は、電流または電圧値をTwinCAT(CoE)経由で個別にパラメータ設定できます。定格計測範囲の±107%に対応し、センサ限界値による試運転とNAMUR NE43に準拠した評価もサポートします。出力は定格値の107%まで可能で、高出力性能により20mAで最大750Ωの負荷に対応できます。

EL3072およびEL3074でも同機能を提供し、10 V/20 mAのユニバーサル入力と16ビット分解能(従来は12ビット)を備えています。個別にパラメータ設定可能な入力は、EL3072では2系統、EL3074では4系統です。もう1つ新たな機能を提供するのはEL3078です。コンパクトなHDハウジングタイプで8チャンネルを使用可能です。また、アナログ出力ターミナルであるEL4072、EL4074、EL4078についても、同様の高分解能化と8チャンネル拡張が実装されます。

Asuka Ohno

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